八王子神社祭礼

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八王子神社は現在七社神社の境内に祭られています。

ご祭神は多紀理毘賣命・市寸島毘賣命・多岐都毘賣命・正勝吾勝勝速日天忍穂耳命・天菩卑命・天津日子根命・活津日子根命・熊野久須毘命の5男3女神です。

由緒書に『八王子神社が、旧除地1石5斗を有していたことから、この地域は相当古い時代からかなりの集落を形成していたことが推測される。しかしながら、幾度となく受けた水難等により子記録類は散失しているため、創立時代は不明である。かつての奉祭地の地名が示すように、埋め立て地や開墾によって田とした地域と思われ、七社神社の御祭神が海に関係の深いお名前であることから、おそらくこの地のあたりまで一部入江があったものと考えられる。また、八王子神社の御祭神である5男3女神は須佐之男命が高天の原で天照皇大御神に会われたとき、互いに心の正しさを証しとして誓約をした際にお生まれになった神々であり、殊に3女神は海洋と深い関係があり、海とのかかわりがいっそう強く感じられる。昭和62年に土地区画整理事業完了を機に神社移転を行う事となったため、あらためて京都・八坂神社から分霊をいただいて七社神社境内に奉祭したものである。また、後世に永くそのゆかりを残すため、八王子公園と名を改めた奉斎地には見事な記念碑が建立されている』とあります。

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